ちいさな読書部第22回『緑の天幕』開催のお知らせ

日時:5月28日(土)15:30-17:30

場所:オンライン

ソ連とは一体何だったのか? ロシアを代表する人気作家の大河小説、ついに完訳!

いつも文学だけが拠りどころだった――。スターリンが死んだ一九五〇年代初めに出会い、ソ連崩壊までの激動の時代を駆け抜けた三人の幼なじみを描く群像劇。近年ではノーベル文学賞候補にも目される女性作家が、名もなき人々の成長のドラマを描き、強大なシステムに飲み込まれることに抗する精神を謳いあげた新たな代表作。
(新潮社の課題図書紹介ページより)

ちいさな読書部第22回は、リュドミラ・ウリツカヤ『緑の天幕』を読む会です。

2022年2月24日、ロシアはウクライナへの軍事侵攻を始めました。ロシアではこの侵攻を「戦争」と呼ぶことが禁じられ、独立系放送局が閉鎖されるなど、当局による検閲が厳しさを増しています。反戦の意思を示すだけで警察に拘束されるようになり、市民が口を封じられつつあるさまは、冷戦時代の再来のようです。一刻も早くロシア軍が撤退し、ウクライナの人々が復興に着手できるようになることを願いつつ、全体主義社会で個人が生きるとはどのようなことか、課題図書を通じて考えてみたいと思います。

お申し込みはPeatixのこちらのページで受け付けています。

お願い:本会は少人数でゆったり話し合うタイプの読書会です。会の運営に響きますので、ご参加の目処が立ってからお申込みいただきますようお願いいたします。無断欠席された方は今後の会にはご参加いただけませんので、ご承知おきください。

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