日時:9月30日(土)15:30-17:30
場所:オンライン
韓国で300刷を超えるロングセラーにして、現代の作家たちから多大なリスペクトを受ける名作。急速な都市開発をめぐり、極限まで虐げられた者たちの、千年の怒りが渦巻く祈りの物語。(河出書房新社の課題図書紹介ページより)
一九七〇年代後半に書かれた本作を、過去の作品と呼んでよいのかどうか。確かに、扱われているのは軍政時代の韓国社会の暗部である。にもかかわらず、今の日本に生きづらさを感じる人が読むと、恐ろしいほどリアルに感じるだろう。(オール・レビューズ. 星野智幸 「負の連鎖を断ち切るための祈り」. (参照 2023/07/30))
ちいさな読書部第30回は、チョ・セヒの『こびとが打ち上げた小さなボール』を読む回です。七〇年代に出版された怒りと祈りの物語が現在まで読み継がれている理由を、文庫化を機に、読書部のみなさんとともに探ってみたいと思います。
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