日時:11月25日(土)15:30-17:30
場所:オンライン
"彼はこのきれいな明るい愛らしい少年を友だちにしたいと願った。この少年が自分の反対の極であると同時に、自分の補足であることを、ほのかに感じた。"
精神の人になろうとして修道院に入ったゴルトムントは、そこで出会った若い師ナルチスによって、自分は精神よりもむしろ芸術に奉仕すべき人間であることを教えられ、知を断念して愛に生きようと、愛欲と放浪の生活に入る。人間のもっとも根源的な欲求である知と愛とが、反撥しあいながら互いに慕いあう姿を描いた、多彩な恋愛変奏曲ともいうべき作品である。(新潮社の課題図書紹介ページより)
ちいさな読書部第31回は、ヘルマン・ヘッセの『知と愛』を読む回です。社会派小説を扱った前回とは方向性をがらりと変えて、知性と感性をめぐって放浪する精神を追いかけてみたいと思います。
管理人は新潮文庫の高橋健二訳で読むつもりです。お好みの版でご参加ください。
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